人気ポッドキャスト番組運営の舞台裏~良質なコンテンツ制作に集中できる環境へ
目次

世界遺産の魅力を音声で届けるポッドキャスト番組「行きたくなる世界遺産!」。少人数でのイベント運営において、手作業での連絡業務や高いチケット手数料が大きな課題となっていました。 今回、「メンバーペイ」の導入によって顧客連絡の自動化に成功し、事務作業から解放されたことで、本来の目的であるコンテンツ制作や空間づくりに注力できるようになったストーリーを伺いました。
| サービス名 | ポッドキャスト番組「行きたくなる世界遺産!」 |
| 事業内容 | ポッドキャストでの音声配信、公開収録イベントの開催 |
| 取り組みのテーマ | 煩雑な事務作業をシステム化し、良質なコンテンツ制作に集中する |
| 公式サイト等 | https://ikiseka.carrd.co/ |
メンバーペイ 導入の成果
抱えていた課題
- イベントチケット販売時の事務手数料が負担になっていた。
- 購入者への会場案内を、メールのBCCを使って1件1件手作業で一斉送信しており、事務負担が大きかった。
- 運営を2人で行っているため、事務作業に追われてしまい、重要なアンケート依頼などが疎かになりがちだった。
得られた成果
- メンバーペイの導入により、他サービスと比較して手数料の負担を抑えることができた。
- 「お知らせ機能」を活用することで、会場へのルート案内やアンケート依頼を一括で送信できるようになり、連絡の手間が大幅に削減された。
- 決まった時刻にメール送信を予約できるため、事前にタスクを完了させることができ、当日の会場設営や音響準備に集中できるようになった。
「映え」よりも「背景」を。音声配信だからこそ伝わる世界遺産の魅力
ポッドキャスト番組「行きたくなる世界遺産!」を立ち上げたきっかけや、音声というメディアを選んだこだわりについて教えてください。
コロナ禍で時間ができたタイミングで「世界遺産検定」を受験したことが始まりです。もともと旅行や何かを学ぶことが好きで、せっかく得た知識をたくさんの人にアウトプットしたいと考え、番組を立ち上げました。
今の時代、SNSなどではどうしても視覚的な「映え」が重視されがちですが、世界遺産の本質的な価値は、その背景にあるストーリーや歴史にあります。あえて映像ではなく「音声」を選ぶことで、その奥深い魅力をしっかり伝えたいと考えました。
立ち上げ初期に苦労されたことや、乗り越えた壁はありましたか?
やはり、視覚情報を与えずに「音声のみ」で世界遺産の魅力を伝えきるのは非常に難しかったです。 一定数のリスナーさんに定着していただくまでには、かなりの時間がかかりました。当初はX(旧Twitter)やInstagramを使って地道に告知を重ねていましたが、それだけでなく、自ら公開収録などのイベントを企画・開催し、直接多くの方に注目していただく活動を通じて、少しずつリスナーの輪が広がっていきました。
「ポッドキャスト」という言葉を使わない。間口を広げる集客の工夫
イベント集客において、ターゲット層への届け方で工夫されていることはありますか?
私たちがターゲットにしているのは、「世界遺産を学ぶ“一歩手前”にいる方々」です。旅行や歴史、海外のことに興味はあるけれど、まだ世界遺産を勉強として捉えたことがない方たちですね。 以前は「世界遺産のイベント」であることを前面に押し出しすぎて、逆にターゲットを狭めてしまっていた時期がありました。また、日本では「ポッドキャスト」という言葉自体がまだ定着しきっておらず、それだけでスルーされてしまう傾向があることにも気づきました。
なるほど、あえて専門用語や特定のキーワードを控えたのですね。
はい。現在では、「ポッドキャストの公開収録」といった言葉を大々的に出すのではなく、「イタリアの世界遺産を紹介するイベント」のように、中身が直感的に伝わる表現を心がけています。専門用語を使わず、学生の方や初めての方でも違和感なく参加できるような“間口の広さ”を意識するようになってから、手応えを感じています。

アナリティクスでは見えない「リアルな声」。アンケートが番組づくりの道標に
番組を運営していく上で、リスナーさんの声はどのように活かされているのでしょうか?
参加者の方からの声は、番組運営の大きなヒントになっています。私たちの場合は、イベント後にお客さんからアンケートを募り、番組の印象や「ポッドキャストを聞くのに適している時間帯」などを伺って今後の方針を決めています。
アンケートから何か意外な気づきはありましたか?
私たちの番組は毎週火曜日の17時に公開しているのですが、データ上は通勤時間の朝か夕方に聞かれていることしか分かりません。しかしアンケートを通して、「朝聞くときはそのまま寝ちゃうから内容が入ってこなかった」というリアルな声を聞くことができました。これにより、やはり現状の『17時配信』がベストなのだという確かな気づきにつながりました。
「チケット販売」と「お知らせ機能」で2人の運営を支える
自前で公開収録イベントを開催される中で、「メンバーペイ」はどのように活用されているのでしょうか?
主にイベント開催時の「チケット販売」と、購入者の方への「連絡のやり取り」に利用しています 。
導入前は、チケット販売の手数料負担に加え、連絡業務にとても頭を抱えていました 。例えば開場前のルート案内をお送りする際、1件1件メールを作成し、BCCにアドレスを入れて一斉送信するという泥臭い作業をしていたんです 。
導入後、そうした業務負担はどのように変化しましたか?
メンバーペイは「お知らせ機能」が非常に充実しており、連絡の負担が劇的に減りました 。
特に重宝しているのが、決まった時刻にメール送信の予約ができる点です 。会場へのルート案内やイベント後のアンケート協力依頼などを、事前にタスクとして設定して仕上げておくことができるようになりました 。
アンケートもしっかり回収できる仕組みになったのですね。
はい。私たちは2人で会場の設営や音響設備の設定などを全て自前でやっているため、以前はアンケートを実施したくても事務負担からおろそかになっている部分がありました 。
システム化によって確実にアンケートが取れるようになり、「朝聞くと寝ちゃうから今の17時配信がベスト」といったリスナーのリアルな声を番組作りに活かせています 。

浮いた時間でコンテンツを磨き、強固なコミュニティを作る
システム化によって生まれた時間や余裕は、今後の事業にどう活かしていきたいですか?
ポッドキャストは動画コンテンツ等とは異なり、再生回数に応じた収益機能がありません。運営資金を担保していくためには「コミュニティ運営」が非常に重要になります。
今後は、事務作業の効率化で浮いたリソースを活かして、リスナーさんとのコミュニティをもっと充実させていきたいです。限定コンテンツを豊富にするなどして、より多くの方に楽しんでいただける場所を作っていきたいと考えています。
最後に、同じようにイベント運営やコミュニティづくりに悩む方へメッセージをお願いします。
どんなコンテンツであれ、ユーザーさんを確保し自前でコミュニティを運営していくのは本当に大変なことだと思います。だからこそ、顧客対応などの事務的な負担はできる限りシステムで軽減し、本来発信するべき「コンテンツを仕上げる時間」に当てるべきです。
メンバーペイのような便利なサービスを活用し、アンケート等を通してご自身のコンテンツをさらに高めていくことに集中してみてはいかがでしょうか。
歴史の面白さを音声で紐解くポッドキャスト番組「行きたくなる世界遺産!」
「行きたくなる世界遺産!」は世界各国の「世界遺産」を深掘りするポッドキャスト番組です。
世界遺産マイスターが、誰もが知る有名な名所からマニアックな秘境まで幅広くピックアップし、その歴史的背景やストーリーを音声で解説。
旅行や歴史が好きな方に向け、生活のヒントになる学びをお届けしています。
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